2021年7月21日から8月20日まで「いきものなぜなぜウィーク」開催中に、たくさんのぎもん・しつもんをいただき、ありがとうございます!
公園のパークレンジャーたちが、みなさんにわかりやすいよう、おこたえしていく「いきものなぜなぜウィーク~かいとうへん!!~」第一弾です。
こたえの順番が前後しますが、ほかの子どもたちのしつもんへのこたえも、楽しんでくれるとうれしいです。
では、「いきものなぜなぜウィーク~かいとうへん‼~」へレッツゴー!
カラスアゲハさん 八王子市 9歳(3年生)より
☆ちょうちょの羽は、アゲハとかはなみなみになっていて、モンシロチョウとかは丸いけど、どうしてアゲハとかは、羽がなみなみなんですか?
★それはよく気が付いたね!蝶の羽の形、模様の理由は大きく二つあって、一つはオス、メスが相手に自分をかっこよく美しく見せること、もう一つは鳥などに襲われないように、襲われてもなるべくケガが小さくすむようにということなんだ。ケガを小さくするには、頭とは反対側の羽の先っぽに、目立つ模様を付けて、そっちを鳥につつかせて頭を守るという作戦がある。アゲハの羽をよく見ていると自然に羽の先っぽに目がいくよ。模様や羽のなみなみも、頭の反対側を目立たせているのかもしれない。アゲハはそうやっていっしょうけんめい羽を美しくしたけど、モンシロチョウはシンプルな白だし、なみなみもないね。虫が生きるためにはいろーんな作戦があって、それは全部成功している。だってこの厳しい世界で何万年も生き残ってきたんだから!生きる作戦は一つじゃないんだね。
キタキチョウ
スジグロシロチョウ
ツマグロヒョウモン
ベニシジミ
ゆうなっちさん 八王子市 7歳(2年生)より
☆とりは羽だけでとべるんですか?
★人間に鳥の羽をつけたら飛べるようになるかな?どんなに大きな羽をつけてもだめだろうね。まず体が軽いことが大事だね。そのために鳥の骨は人間の骨よりずっと軽くできてる。体のいろいろなところが鳥と人間は違うんだよ。だから羽だけで飛べるわけじゃないんだ。
ゆあちゃんさん 6歳(1年生)より
☆とりはなんでとぶの?
★敵から逃げたり、逆に餌をつかまえたりするのに、飛べるととてもいいものね!寒くなったら南へ、暑くなれば北へ行けるのもうらやましいね。
よしひろさん より
☆なんでハチまでいるの?
★ハチに刺されたかな?でも花が咲いていれば日本中、どこに行ってもハチはいるよね。普通にいる虫なんだよ。
※オオスズメバチは刺激しないようにして、気をつけようね!
きーきさん 八王子市 5歳より
☆ヒルにかまれないようにするにはどうすればよいですか?
★なるべく体を出さないよう、長そで長ズボンで、特にズボンのすそは靴下に入れるか、カバーするのがいいです。鹿がいるところにヒルがいることが多いですね。ヒルがいるところでは立ち止まったりしゃがんだりするのはなるべくさけましょう。
ゆめっちさん 八王子市 6歳(1年生)より
☆なぜ木はえだ分かれしているのか?
★植物は太陽の光と水と酸素からエネルギーの元を作り出してるからね。太陽の光をいっぱい浴びたいの。だから手を広げるように枝を広げるんだね。
小宮公園や大戸緑地には、たくさんの木がみられるよ!
今日の「いきものなぜなぜウィーク~かいとうへん‼~」はここまでです。ほかのぎもん・しつもんにも、どんどん答えていくので、待っててね♪