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多摩部の都立公園 陵南公園・大戸緑地だより

2022年5月9日 陵南公園
かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告⑤

かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告④ | 陵南公園・大戸緑地だより (tamaparks.com)

※前回の記事はこちらから。まだの方はぜひこちらもご覧になってください!

 

3月6日(日)に実施した「かえる救出ボランティア」にて救出したオタマジャクシたちの成長の様子を紹介していきます。

 

前回は前足が生え始めたオタマジャクシについて紹介しましたが、飼育プールではどんどん前足が出始めたオタマジャクシが出てきています。

簡易足場で休憩している姿がよく見られます。

 

 

まめに観察し、前足が出ているオタマジャクシは見つけ次第、上陸用のプールに移し替えています。前回移し替えたオタマジャクシ達は、ほぼカエルへと成長しています。

完全に水から出ていることもあります。ここまでくればあとは自然へ帰っていくだけです。

 

 

しばらく観察していると、上陸プールの外に何か飛び跳ねる生きものが…

よく見てみるともう既に上陸していた子ガエルがいるようです。

 

大きさは1.5㎝ほど。しっぽはほとんどなくなっています。

大人のヤマアカガエルは約5~8㎝なので、その大きさになるまで公園やその周辺の森林で生活します。

頑張って大きくなってほしいですね。

 

救出作戦から飼育を初めて約2ヶ月、子ガエルまで育てるという目標を最低限ながら達成することができました。

ただまだまだオタマジャクシ達は残っているので、引き続き成長を見守っていきます。。

 

全てのオタマジャクシ達が旅立っていくまで後どのくらいでしょうか。

もうしばらくは気が抜けない日々が続きます。

 

パークレンジャー 東浜

カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|陵南公園

2022年4月30日 陵南公園
かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告④

かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告③ | 陵南公園・大戸緑地だより (tamaparks.com)

※前回の記事はこちらから。まだの方はぜひこちらもご覧になってください!

 

3月6日(日)に実施した「かえる救出ボランティア」で救出したオタマジャクシたちの様子を紹介していきます。

 

桜も見納めとなり、春も終わりが近づいてきたかのような陽気が続いています。

オタマジャクシ達も順調に成長し、前回の記事でも紹介した後ろ足が生え始めている個体も増えてきました。

 

そのなかで日々の日課となっているオタマジャクシ達の観察をしていると、前足が生えている個体を発見!数にして5匹ほど見つけました!

来週くらいに前足が出始めるかなと予想していましたが、意外と早いオタマジャクシの成長に少しびっくりしました。

急いでカメラを用意してオタマジャクシの撮影を行いました。

 

前足が生えると前回の時よりもかなり細くなった印象があります。

顔つきもなんとなくカエルに近づいているような感じがします。

 

大きさも4cmほどで、前回の5.5cmよりも縮んでいるのがわかります。

これからさらにしっぽが短くなっていきますが、しっぽは体内に吸収されていきその栄養でオタマジャクシは当分生きていくことができるので、この時期は何も食べなくなります。

 

前足が生えてくると上陸に向けてえら呼吸から肺呼吸に変わっていくため、今までの飼育プールだと水が多くて溺れてしまうことがあります。

なので早速上陸に向けた新しい飼育プールを整えてみました。

今までの飼育プールよりも水深は浅く、木の枝などを入れて足場を確保しています。

また簡易的にスロープを作って陸地と行き来できるようにして、今後は自由に自然に帰れるようにセッティングしています。

 

新しい飼育プールに移動後は水面付近にいることが多くなります。

肺呼吸へ切り替わっている様子がわかります。

 

 

いよいよオタマジャクシの上陸が迫ってきました。

どのような姿を見せてくれるのかとても楽しみです。

次回の更新も是非ご覧ください!

 

パークレンジャー 東浜

カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|陵南公園

2022年4月18日 陵南公園
かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告③

かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告②


※前回の記事はこちらから。まだの方はぜひこちらもご覧になってください!

3月6日(日)に実施した「かえる救出ボランティア」にて救出したオタマジャクシたちの様子を紹介していきます。

救出ボランティアから約1ヶ月が経ち、全体的に大分大きくなりました。
食欲も旺盛で、餌のニボシの消費が格段に増えています。

前回の記事では「もう少しで後ろ足が生えてきそう」と紹介しましたが、まだ数は少ないですが後ろ足が生えている個体が出始めました。
大きさは前回からさらに成長して5.5㎝ほど。おそらくこれが最大サイズです。


カエルらしい後ろ足が生えていますが、まだまだ大人のカエルに比べて細く見えます。
これからしばらくすると前足も生えてきて、そうなるといよいよ上陸の準備に入ります。

ますます今後のオタマジャクシ達の成長が楽しみです。
次の更新もぜひ楽しみにしてください!

パークレンジャー 東浜

カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|陵南公園

2022年3月27日 陵南公園
かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告②

※前回の記事はこちらから。まだの方はぜひこちらもご覧になってください!

かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告① | 陵南公園・大戸緑地だより (tamaparks.com)

 

今回のブログも3月6日(日)に実施した「かえる救出ボランティア」で救出したオタマジャクシたちを紹介していきますが、じつは3月26日に学生ボランティアと一緒に2回目の救出作業を行いましたので、その様子も紹介しようと思います。

 

2名の学生が参加し、パークレンジャーから今回の活動について説明を受けた後、池に移動し作業開始。約1000匹のオタマジャクシを救出しました。

初めてオタマジャクシを見たという学生もいましたが、なるべく多くのオタマジャクシを救出できるよう最後まで2人とも頑張ってくれました。

 

今回の作業のおかげで飼育用プールはかなり賑やかになりました。

 

元気にニボシを食べています。

 

大きいオタマジャクシは前回から1㎝ほど成長して約4㎝まで大きくなりました。

体色も黒色から徐々に明るい茶色に変わってきています。

後ろ脚が生えているオタマジャクシもいるかと思いましたが、今のところまだ生えていないようです。

 

ただ、横からオタマジャクシを見てみると…

体としっぽの間(赤丸)から何かちょろっとしたものが確認できます。

実はこれは生える前の後ろ脚です!

ここから徐々に後ろ脚が形成されていき、数日経てば生えてきます。

上陸へ向けて準備が始まっているようです。

 

次回の更新の際には後ろ脚が生えた様子を紹介できると思いますので、ぜひ楽しみにしてください!

 

パークレンジャー 東浜

カテゴリー:ボランティア|見ごろ情報、生きもの情報|陵南公園

2022年3月27日 大戸緑地
大戸緑地 「カタクリ群生地」開花情報!

大戸緑地の段木入地区では、春の里山を代表する「カタクリ」の開花がはじまりました!

 

大戸緑地のカタクリ群生地は春の見どころとして多摩部の公園十景にも選ばれており、桜にも負けず劣らずのお花の見どころスポットとなっています。

 

カタクリは春以外は土の中で休眠しており、春になってやっと葉っぱを出して開花します。

そのため、春にしか見ることができないことから「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」と呼ばれ、多くの来園者に親しまれています。

 

現在の開花は全体のや約3割ほど。

4月上旬にかけて見ごろを迎えそうです。

ぜひ大戸緑地へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

カタクリ群生地の場所はこちら↓(赤色の場所です)

 

パークレンジャー 東浜

カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|大戸緑地

2022年3月17日 大戸緑地
高尾の自然とつながる大戸緑地

大戸緑地は、多摩部の4つの公園の中でも特に生物多様性の高いところです。それは東京を代表する動植物の宝庫、高尾山と繋がっていることが第一の要因となっています。

 

今回はそのなかでも、調査のために設置したセンサーカメラで撮影した大戸緑地の動物たちの一部を紹介して、高尾山とのつながりを見てみようと思います。

 

ニホンジカ

写真の個体は角が生えかけている様子が見て取れるのでオスであることがわかります。恐らく群れから独立した若いオスが、新たな縄張りを求めて高尾山方面から移動している最中に大戸緑地までやってきたものと思われます。

 

 

ニホンイノシシ

毎年晩秋ごろから大戸緑地に現れ、本園の至る所で掘り返し跡が見られるようになります。

泥浴び(ぬた打ち)をする習性があり、大戸緑地にはその泥浴びをする『ぬた場』も確認されています。

 

大戸緑地のイノシシのぬた場

 

 

 

そのなかでも、特に動向に注目しているのがニホンリスです。

 

 

ニホンリス(赤丸)

この写真もセンサーカメラに写っていた個体です。倒木の上を渡る様子が撮影されています。

 

ニホンリスは高尾山に生息しており、登山客などからとても人気のある動物です。

上の写真のように大戸緑地でも高尾山から移動してきた個体が確認されることがありますが、まだ定着は確認されていません。

理由は餌となるマツ類やクルミ類があまり自生していないためです。

 

そのため公園ではパークレンジャーが主体となり、ニホンリスの定着させる取り組みとして、餌となるオニグルミの実生木の移植などを行いました。

 

ニホンリスが暮らすためには広大な森林環境と豊富な餌資源が必要なため、良質な森林環境の指標種となっています。本種が暮らせる森というのは他の動物たちにとっても住みやすい環境であるということになります。

 

このように他の都立公園ではなかなか見られないような生きもの達が生息しており、高尾山とのつながりを見ることができます。

 

地図で見ると大戸緑地が高尾山とつながっていることは簡単にわかります。

今年度、園内のナラ枯れの調査するためドローンによる撮影を実施した際に、高尾山とつながっている様子がわかる写真がありましたので、みなさんに紹介したいと思います。

この写真は大戸緑地の牛田地区と呼ばれる場所からドローンを飛ばした際に撮影したものです。

手前が大戸緑地の段木入地区で、その奥に見える山々が高尾山です。

この写真では大戸緑地が高尾山とつながっていることがはっきりとわかります。

このように、隣接した高尾山から多くの生きもの達が公園にやってくるため、多様性の高い都立公園となっています。

※公園内のドローンによる撮影は、特別な許可を得て安全に配慮した上で実施しています。一般の方がドローンを飛行させることは禁止となっています。ご了承ください。

 

今回は大戸緑地での調査報告と、高尾山との地理的関係から見られる動物たちの紹介をしました。

引き続きセンサーカメラなどを使用した調査や撮影を行っていきますので、今後も公園や生き物の様子をお見せしていきたいと思います。

是非楽しみにしてください。

 

パークレンジャー 東浜

カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|大戸緑地|未分類

2022年3月15日 陵南公園
かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告①

先週の日曜日に一般来園者の方たちと一緒に「かえる救出ボランティア」を行いました。

今回はその中で救出したオタマジャクシたちの直近の様子を伝えていきたいと思います。

 

 

*前回の記事はこちら。まだの方はぜひこちらもご覧になってください!

陵南公園 かえる救出ボランティアを開催しました! | 陵南公園・大戸緑地だより (tamaparks.com)

 

 

飼育用のプールの様子です。

 

 

救出から1週間ほどたちますが、オタマジャクシたちには大きな変化は見られません。エサであるニボシをよく食べていて、おおきくなっていくのが楽しみです。

 

 

産卵時期に結構なバラツキがあったので、生育状況にかなりの差があることがわかります。

プールの中を見ても様々な大きさのオタマジャクシたちが泳いでいます。

卵は徐々にオタマジャクシの形になってきました。恐らく来週までにはほとんどの卵が生まれそうです。

 

産まれたばかりのオタマジャクシは約1cmほどですが、一番大きいオタマジャクシで約3cmもあります。

大きいオタマジャクシはもしかしたら来週には後ろ脚が生えてくるかもしれません。

 

 

 

 

これからも近況報告をしていきますので、楽しみにしていてください。

 

パークレンジャー 東浜

カテゴリー:イベントの報告|見ごろ情報、生きもの情報|陵南公園

2022年3月9日 陵南公園
陵南公園 かえる救出ボランティアを開催しました!

陵南公園の「じゃぶじゃぶ池」には、早春になると希少種であるヤマアカガエルがたくさんの卵を産みます。池はゴールデンウィークには水遊び場になるため、毎年パークレンジャーが卵やオタマジャクシを救出し、公園のバックヤードで育ててきました。

 

3月6日、その作業を子どもたちと一緒に行う「かえる救出ボランティア」を実施しました!

※詳しくは3月1日のブログをごらんください。

陵南公園 カエル救出ボランティア募集! | 陵南公園・大戸緑地だより (tamaparks.com)

 

 

最初にサービスセンターでパークレンジャーからカエルや今回の救出活動についてお話ししてから、じゃぶじゃぶ池に移動して救出作業を行いました。

 

 

 

救出作業では、卵からかえったばかりのオタマジャクシをみんな捕まえようと奮闘!素早いオタマジャクシの動きに翻弄されて、なかなか捕まえることができず、悪戦苦闘している様子でした。しかし、少し慣れ始めるとどんどんオタマジャクシを捕まえ始め、1000匹を越すオタマジャクシを捕まえることができました。

 

 

 

 

また今回の救出作業では、オタマジャクシ以外にもコミズムシやカゲロウの仲間の幼虫、シオカラトンボのヤゴ、サカマキガイなども見られ、パークレンジャーになんの生きものか聞く子どもたちの姿もよく見られました。

 

 

救出作業の後は、サービスセンターに戻って捕まえた生きものの観察とお絵描きタイム。

捕まえた生きものがどんな形や色をしているのか、どういった特徴があるのか、みんな真剣な眼差しで観察しながら、思い思いに描いてくれました。

 

 

最後にみんなで捕まえた生きものたちを飼育用のプールに放して本日の作業は無事終了!

最後まで活気あふれる活動になりました。

 

今回の活動で救出したオタマジャクシたちは、定期的にブログで生育状況を報告していきたいと思います。是非楽しみにしてください。

 

また今回の活動の参加者から「とても楽しかったので、また参加したい!」「是非来年も実施してください!」という好評の声を多くいただきました。

とても有意義な活動になったと思いますので、第2回の開催に向けて企画を検討していきたいと思います。

皆さんの次の参加をお待ちしております。

救出ボランティアに参加していただいたみなさま、ありがとうございました!

 

パークレンジャー 東浜

カテゴリー:ボランティア|見ごろ情報、生きもの情報|陵南公園

2022年3月1日 陵南公園
陵南公園 カエル救出ボランティア募集!

陵南公園では3月6日に行うカエル救出のボランティアを募集しています。

 

陵南公園のじゃぶじゃぶ池には、毎年早春になるとヤマアカガエルやアズマヒキガエルといったカエル達が産卵にやってきて、卵やオタマジャクシが観られるようになります。

 

ヤマアカガエルの卵

アズマヒキガエルの卵

 

しかし、この池は5月になると子供たちの水遊び場として開放するため、それに伴い4月には池の大規模な清掃が行われます。

そうなるとカエル達は大人に成長するまで池に暮らすことができなくなってしまいます。

そのため毎年パークレンジャーが清掃前に卵やオタマジャクシを救出し、公園のバックヤードで育てる保全活動を行っています。

オタマジャクシ飼育の様子

 

今年はその救出作業を、ボランティア活動を通して来園者のみなさまに体験していただければと思います!

3月6日の13:30から開始予定!

パークレンジャーから公園の自然とカエル達について少しお話をしてから、実際にじゃぶじゃぶ池に行って一緒に卵やオタマジャクシを救出します。そのあと卵やオタマジャクシ、その他の生きものの観察をする予定です。

参加対象は小学生までのお子さんとその保護者で、先着5組までの参加となっています。

事前予約としていますので、参加希望の方は陵南公園サービスセンター(TEL:042-661-0042)までお問い合わせください。

 

パークレンジャーと一緒に公園の保全活動に参加してみよう!

 

都立陵南公園サービスセンター

 

パークレンジャー 東浜

カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|陵南公園

2022年1月5日 大戸緑地
大戸緑地の里山より新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
大戸緑地はすっかり木々の葉が落ちて、こんもりした里山の形に、ところどころに針葉樹が顔を出し、それはそれでとてもかわいらしいのです。

↓山桜の丘 公園の南側から見ると三角おむすびのようでかわいらしい。
↓段木入(だんぎり)の谷戸。この奥に田んぼに近い水辺環境を整備したビオトープがあります。もうしばらくして、雨の後に気温が上がればヤマアカガエルが泣き出すでしょう。
↓ビオトープは氷におおわれています。
↓寒い朝には氷のアートが楽しめます!

カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|大戸緑地