陵南公園には「ヒマラヤスギ広場」と呼ばれる場所があります。
名前の通り「ヒマラヤスギ」が多数生えている場所で、日陰の休憩スポットとして人気のある場所です。
そんなヒマラヤスギですが、現在その枝には大きな松ぼっくりがなっている様子を観察することができます。
名前に“スギ”と付いていますが、実は“マツ”の仲間なのでこのように松ぼっくりができるのです。
この松ぼっくりはとても大きく、一般的な松ぼっくりの倍以上はあります。
試しに並べてみるとこんな感じです。
ただヒマラヤスギの松ぼっくりがこの状態で地面に落ちていることはほとんどありません。
秋が深まるにつれて周りのカサの部分1枚1枚が抜け落ちていき、最後には先端の一部分だけが地面に落ちて見られるようになるからです。
この先端部分はバラの花のような見た目をしており、「シダーローズ」と呼ばれクラフトの材料として使われることもあります。
11月下旬ごろからヒマラヤスギの周りを探すと見つけることができます。
これから秋が深まるにつれて、ヒマラヤスギの落とし物がたくさん見られるようになります。
陵南公園に訪れた際は、ぜひヒマラヤスギ広場を散策してみてはいかがでしょうか。
パークレンジャー 東浜
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陵南公園のじゃぶじゃぶ池は下記の日程で清掃を実施するため稼働を休止いたします。
清掃作業中は、安全のため隣接するさくら広場の一部の
立ち入りを制限させていただきます。
ご来園のみなさまには大変ご迷惑をお掛けしますが、
何卒ご理解いただきますようよろしくお願い致します。
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3月6日(日)に実施した「かえる救出ボランティア」にて救出したオタマジャクシたちの様子を紹介していきます。
※前回の記事はこちらから。まだの方はぜひこちらもご覧になってください!
かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告⑤ | 陵南公園・大戸緑地だより (tamaparks.com)
前回は上陸が始まってことを伝えましたが、それから日々上陸する個体も増え始め、多い時には1日に100匹以上も上陸することもありました。
中にはなかなか大きくならないオタマジャクシもいて、前回の報告からかなり時間が経ってしまいました。
現在は数も大分少なくなり、日に10匹を超えないくらいとなりました。
その代わり、飼育プールの周りでは多くの子ガエルが飛び跳ねている姿を見かけます。
飼育プールの中もかなり寂しげになりましたが、面白いことにまだまだオタマジャクシのままの個体も多くいます。
救出ボランティアから約5カ月、上陸が始まって約2ヶ月半経ちましたが、あまり成長していない様子で、最初に上陸した個体とはかなりの差があります。
自然界では大体初夏にほとんど上陸し終えますが、実はオタマジャクシの飼育をしているとこういった個体は毎年いて、冬までオタマジャクシのままの個体もいたりします。
飼育個体特有なのか、それとも自然界にもいるのかは不明ですが、これからもまだまだオタマジャクシ飼育は続きそうです。
飼育はまだ続きますが、近況報告は今回が最後です。
もし今後の様子も気になる方は、陵南公園管理所のパークレンジャーまでお問い合わせください。
たくさんの人に保護したオタマジャクシ達の様子を伝えることができてよかったです。
また今年度も産卵を迎える冬に救出ボランティアを実施する予定です。
是非楽しみにしていてください。
パークレンジャー 東浜
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夏季におけるじゃぶじゃぶ池の稼働期間のご案内です。
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かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告④ | 陵南公園・大戸緑地だより (tamaparks.com)
※前回の記事はこちらから。まだの方はぜひこちらもご覧になってください!
3月6日(日)に実施した「かえる救出ボランティア」にて救出したオタマジャクシたちの成長の様子を紹介していきます。
前回は前足が生え始めたオタマジャクシについて紹介しましたが、飼育プールではどんどん前足が出始めたオタマジャクシが出てきています。
簡易足場で休憩している姿がよく見られます。
まめに観察し、前足が出ているオタマジャクシは見つけ次第、上陸用のプールに移し替えています。前回移し替えたオタマジャクシ達は、ほぼカエルへと成長しています。
完全に水から出ていることもあります。ここまでくればあとは自然へ帰っていくだけです。
しばらく観察していると、上陸プールの外に何か飛び跳ねる生きものが…
よく見てみるともう既に上陸していた子ガエルがいるようです。
大きさは1.5㎝ほど。しっぽはほとんどなくなっています。
大人のヤマアカガエルは約5~8㎝なので、その大きさになるまで公園やその周辺の森林で生活します。
頑張って大きくなってほしいですね。
救出作戦から飼育を初めて約2ヶ月、子ガエルまで育てるという目標を最低限ながら達成することができました。
ただまだまだオタマジャクシ達は残っているので、引き続き成長を見守っていきます。。
全てのオタマジャクシ達が旅立っていくまで後どのくらいでしょうか。
もうしばらくは気が抜けない日々が続きます。
パークレンジャー 東浜
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かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告③ | 陵南公園・大戸緑地だより (tamaparks.com)
※前回の記事はこちらから。まだの方はぜひこちらもご覧になってください!
3月6日(日)に実施した「かえる救出ボランティア」で救出したオタマジャクシたちの様子を紹介していきます。
桜も見納めとなり、春も終わりが近づいてきたかのような陽気が続いています。
オタマジャクシ達も順調に成長し、前回の記事でも紹介した後ろ足が生え始めている個体も増えてきました。
そのなかで日々の日課となっているオタマジャクシ達の観察をしていると、前足が生えている個体を発見!数にして5匹ほど見つけました!
来週くらいに前足が出始めるかなと予想していましたが、意外と早いオタマジャクシの成長に少しびっくりしました。
急いでカメラを用意してオタマジャクシの撮影を行いました。
前足が生えると前回の時よりもかなり細くなった印象があります。
顔つきもなんとなくカエルに近づいているような感じがします。
大きさも4cmほどで、前回の5.5cmよりも縮んでいるのがわかります。
これからさらにしっぽが短くなっていきますが、しっぽは体内に吸収されていきその栄養でオタマジャクシは当分生きていくことができるので、この時期は何も食べなくなります。
前足が生えてくると上陸に向けてえら呼吸から肺呼吸に変わっていくため、今までの飼育プールだと水が多くて溺れてしまうことがあります。
なので早速上陸に向けた新しい飼育プールを整えてみました。
今までの飼育プールよりも水深は浅く、木の枝などを入れて足場を確保しています。
また簡易的にスロープを作って陸地と行き来できるようにして、今後は自由に自然に帰れるようにセッティングしています。
新しい飼育プールに移動後は水面付近にいることが多くなります。
肺呼吸へ切り替わっている様子がわかります。
いよいよオタマジャクシの上陸が迫ってきました。
どのような姿を見せてくれるのかとても楽しみです。
次回の更新も是非ご覧ください!
パークレンジャー 東浜
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ゴールデンウィークのじゃぶじゃぶ池の稼働予定は以下の通りです。
【公園利用時の感染症対策のお願い】
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・人との距離をあける
・混雑している場所や時間帯を避ける
・少人数での利用(大人数による飲食、飲酒 はご遠慮ください)
※気温が高い日など熱中症の恐れがある場合は、人との距離を確保の上、適宜マスクを外して下さい。
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※前回の記事はこちらから。まだの方はぜひこちらもご覧になってください!
3月6日(日)に実施した「かえる救出ボランティア」にて救出したオタマジャクシたちの様子を紹介していきます。
救出ボランティアから約1ヶ月が経ち、全体的に大分大きくなりました。
食欲も旺盛で、餌のニボシの消費が格段に増えています。
前回の記事では「もう少しで後ろ足が生えてきそう」と紹介しましたが、まだ数は少ないですが後ろ足が生えている個体が出始めました。
大きさは前回からさらに成長して5.5㎝ほど。おそらくこれが最大サイズです。
カエルらしい後ろ足が生えていますが、まだまだ大人のカエルに比べて細く見えます。
これからしばらくすると前足も生えてきて、そうなるといよいよ上陸の準備に入ります。
ますます今後のオタマジャクシ達の成長が楽しみです。
次の更新もぜひ楽しみにしてください!
パークレンジャー 東浜
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※前回の記事はこちらから。まだの方はぜひこちらもご覧になってください!
かえる救出ボランティア オタマジャクシ近況報告① | 陵南公園・大戸緑地だより (tamaparks.com)
今回のブログも3月6日(日)に実施した「かえる救出ボランティア」で救出したオタマジャクシたちを紹介していきますが、じつは3月26日に学生ボランティアと一緒に2回目の救出作業を行いましたので、その様子も紹介しようと思います。
2名の学生が参加し、パークレンジャーから今回の活動について説明を受けた後、池に移動し作業開始。約1000匹のオタマジャクシを救出しました。
初めてオタマジャクシを見たという学生もいましたが、なるべく多くのオタマジャクシを救出できるよう最後まで2人とも頑張ってくれました。
今回の作業のおかげで飼育用プールはかなり賑やかになりました。
元気にニボシを食べています。
大きいオタマジャクシは前回から1㎝ほど成長して約4㎝まで大きくなりました。
体色も黒色から徐々に明るい茶色に変わってきています。
後ろ脚が生えているオタマジャクシもいるかと思いましたが、今のところまだ生えていないようです。
ただ、横からオタマジャクシを見てみると…
体としっぽの間(赤丸)から何かちょろっとしたものが確認できます。
実はこれは生える前の後ろ脚です!
ここから徐々に後ろ脚が形成されていき、数日経てば生えてきます。
上陸へ向けて準備が始まっているようです。
次回の更新の際には後ろ脚が生えた様子を紹介できると思いますので、ぜひ楽しみにしてください!
パークレンジャー 東浜
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