多摩部の都立公園、小宮公園・陵南公園・滝山公園・大戸緑地のオフィシャル情報を発信しています。

多摩部の都立公園 陵南公園・大戸緑地だより

2019年3月29日 大戸緑地
春の気配は足元からも

段木入地区の木道付近の山際に少しぬかるんだ場所があります。

冬の間に葉が落ち、茶色の枯れ葉が地面を覆う中、ぽつ ぽつ と

クリーム色や鮮やかな黄緑色が見られます。

ヨゴレネコノメとネコノメソウです。

 

左がヨゴレネコノメ 右がネコノメソウ

 

美しい花ですが、実は花びらがない不思議な植物で、花の周りの葉が明るい色になっています。大戸緑地ではこのように2種が近くで咲くこともあります。

2種のネコノメソウを近くにはミミガタテンナンショウがありました。

こちらも不思議な形の花ですね!

下の写真では花が咲いた後から葉が開く様子が分かります。

 

ぜひ大戸緑地の足元の春を感じてください♪

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2019年2月28日 大戸緑地
低い木の枝に、きれいな緑のマユがぶら下がっています。

低い木の枝に、きれいな緑のマユがぶら下がっています。

ウスタビガという大きな蛾のマユです。

 

晩秋にはこんな大きな美しい蛾が出てきたはずです。

その後交尾し、卵を産むと死んでしまいます。

冬越しは卵でします。

春に生まれた幼虫は、サクラ、コナラなどの葉をたくさん食べて大きくなります。

 

近くにはこんなものが!

色はよく似ていますが、こちらは蝶。

アオスジアゲハの蛹です。

 

春には蝶が羽化します。

名前の通り、青いラインが美しい蝶です。

 

この写真の中に蝶がいます。

どこか分かりますか?

 

クロコノマチョウという蝶です。

飛ばないでじっとしていると、まったく気づきません。

暖かい日には冬でも飛ぶことがあります。

 

卵で冬越しするウスタビガ

蛹で冬越しのアオスジアゲハ

成虫で冬越しのクロコノマチョウ

 

みんな違うのはなぜでしょう?

身近な自然の中にも不思議なことがいっぱいです。

 

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2019年2月1日 大戸緑地
底冷えのする段木入の谷戸

底冷えのする段木入の谷戸

でも、こんな時だからこそ見られるものがあります。

 

段木入に入って、少し歩くと左側へはいれる道があります。「山桜の丘」へ上がる登り路です。登りだしてすぐ右手にこんな植物がたくさんあります。カシワバハグマの冬枯れです。

 

その根元を見てみると!カシワバハグマの霜柱!

シソ科のシモバシラという名の植物から出るのは有名ですが、カシワバハグマからも出るのです。

枯れた茎の中の水が凍り、茎の外へあふれ出し、それがどんどん成長してこんな形になります。

 

こんな形のもあります!一つとして同じものはありません。

森の中の開けたところに、200本ほど出ています。

 

冬は空気が澄んで遠くが見えます。

これは「雨ごいの碑」からの眺望です。

晴れた日には遠く筑波山まで見渡せます。

 

足元を見て、遠くを見て、冬の大戸緑地も楽しいのです。

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2019年1月29日 大戸緑地
OTO-DOORプロジェクト始動!大戸緑地でアウトドア!

2018年12月8日(土)、大戸緑地で新たなプロジェクトが始動しました!その名も「OTO-DOORプロジェクト」です。「大戸でアウトドア」をテーマに、公園でアウトドア体験のプログラムを行います。

初回の今回、主にアウトドア初心者に向けた「北欧ナイフで作る、はじめてのアウトドアクラフト」というプログラムを行いました。刃物を使った竹串づくりのクラフトに加えて、焚き火台を使って火の扱い方も学びます。

 

講師は、ネイチャークラフト作家の長野修平さん。今回協力をいただいたモーラナイフ・ジャパンの台湾・日本アンバサダーも務めていて、キャンプやアウトドア料理の知識も大変豊富な方です。

それではプログラム開始です。最初に、クラフト素材に使う大戸緑地に自生する竹を切り出します。講師の先生から、竹の見極め方や処理の仕方を教わり、みんなで協力して材を切り出しました。ちなみに、大戸緑地内の竹林では、竹が増えすぎて広がってしまうため、支障のあるものを伐採しながら、竹林エリアをコントロールしています。

 

材が切り出せたら、今度は焚き火を起こします。まずはデモンストレーションで手順を教わってから、グループごとに焚き火台を使って火を付けます。薪を細かく削ったり、ナイフとファイヤースターターという金属棒を擦り合わせて火を起こしたり、皆さん工夫をしながら、火起こし体験に挑戦です!

 

火が安定したら、焚き火台を囲んでアウトドアクラフトの時間です。講師から、ナイフやナタの使い方を教わりながら、各自じっくりと竹素材に向き合います。少し硬い竹に皆さん悪銭苦闘していましたが、それぞれの個性的な竹串が出来上がりました!

 

竹串ができたら、皆さんお待ちかねの簡単炙り料理の時間です。各自持ち寄った素材を焚き火で炙って、楽しく美味しいランチの時間です。普段食べている物でも、焚火で炙るだけで、格段においしくなるから不思議です。食べ終わったら、みんなの竹串を並べて写真撮影♪

 

最後には講師の長野さんが、北欧流の焚き火コーヒーと入れてくれて、みんなで食後のコーヒータイム。みんなで話をしながらゆっくりとした時間を楽しみました。

 

今回、初めて大戸緑地でアウトドアプログラムを行いましたが、冬に向かう森の中でゆったりとした時間を過ごすことができました。講師の先生、ご参加の皆さん、ありがとうございました。動き出したOTO-DOORプロジェクト、次の企画をぜひお楽しみに!

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2018年12月24日 大戸緑地
雑木林の黄葉もそろそろ終わりです。

雑木林の黄葉もそろそろ終わりです。

清々しいように冬が来ます。

空気は澄んで隣の山もよく見えます。

牛田地区の駐車場から南を見た風景です。

 

段木入の谷戸は、常緑の杉と、落葉樹が半々です。

左手の落葉樹はすっかり葉を落とし、美しい枝の輪郭を見せています。

 

「山桜の丘」も葉を落とし、かわいい五分刈り頭です。

 

3,4mの高さの木に茶色い葉が落ちずに残っていたら、きっとヤマコウバシでしょう。

クスノキの仲間で、枝などに爽やかな香りがあります。

どうして葉をなかなか落とさないのか?理由はよくわかりませんが、常緑樹から落葉樹へ進化する途中の姿とも言われています。

 

足元の陽だまりに小さな蝶がとまりました。

鼻先は尖ったような姿から名前がついたテングチョウです。

成虫の姿で冬越しますが、暖かい日には冬でも飛ぶことがあります。

大戸緑地にはとても多い蝶なので、暖かい日には思い出してみてください。

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2018年12月18日 大戸緑地
まちだ市民大学「HATS」でガイドウォークを実施しました。

11月25日(日)、町田市生涯学習センター主催の市民大学HATS 自然学通年講座「多摩丘陵の自然入門」への協力として、パークレンジャーによるガイドウォークを行い、大戸緑地の自然の魅力をたっぷりと紹介しました。

 

担当した蜂須賀レンジャーから、大戸緑地で暮らすの生き物や、雑木林の管理について話をします。

 

牛田地区にある雪の里では、きれいな落ち葉を集めて、「落ち葉選手権」の開催です!みんなで気に入った落ち葉を集めます。

 

ホオの葉っぱは、子供の顔を隠しちゃうくらい大きいですね!

 

集めた落ち葉を、ボードにみんなで並べます。鮮やかなもの、色が混ざったもの、渋いものなど、どの葉っぱも素敵な自然の色合いです。改めてレンジャーから、足元にある紅葉の楽しみを教えてもらいました。

 

続いて、この晩秋の時期に見られる野草や外来種への取り組みについても話がありました。

 

また今回、市民大学では初めて、西側にある段木入エリアにも足をのばします。ビオトープの池を通って、奥にある森のエリアに入っていきます。ここでは少しの時間、目を閉じて耳を澄まし、森の奥深さを体感していただきました。

 

今回は市内にお住いの方々に、大戸緑地のことを少しでも知っていただくことができ、とても嬉しく思います。ぜひまた違う季節に、豊かな自然を探しにいらしてください。皆さんのお越しをお待ちしています。

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2018年11月30日 大戸緑地
大戸緑地、秋の里山風景

大戸緑地の段木入地区に入る里山風景。秋晴れの空にぽっかり雲が浮かびます。

正面が「山桜の丘」かなり色づいてきています。12月頭が黄葉のピークでしょうか?

 

カエデの色づきが進んでいます。

こんなふうに緑が残っているのも美しいものです。

 

大きく枝を垂らすのはウワミズザクラ。

桜の仲間では最も美しく色づくものの一つです。

 

このイタヤカエデは少しワイルドな印象ですね。

茶色が入ってくるからでしょうか?

ひとつひとつの木が、それぞれに色づくのがおもしろい。

 

牛田地区の駐車場から、「雨ごいの碑」に登る、その登り始めの斜面に、ヤブコウジの赤い実がたくさんなっています。高さは15cmほど。こんなに小さくても草ではなく木なのです。赤い実はツヤツヤと光り、とてもきれいです。

 

黄葉を見て、木の実を見て、里山歩きはいかがでしょうか?

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2018年11月14日 大戸緑地
樹林地をみんなで整備しました!

10月28日の日曜日、町田市大地沢青少年センターと共催で「森林体験塾」を行い、たくさんの親子と一緒に牛田地区の樹林地を整備しました。林内には心地良い秋の風が通り、絶好の活動日和です!

お聞きしたところ、初めて公園に来た方がほとんどだったので、まずは蜂須賀パークレンジャーから公園の自然を紹介してもらいます。大戸緑地とは一体どんな場所なのか、どんな生き物がいるのか、参加者みんなに知ってもらいます。

どんな場所かわかったら、活動のための準備をしましょう。みんなで必要な道具を身に付けます。

装着が完了し準備が整ったら、道具の使い方について、講師の先生が説明。危ないものも使うので、みなさんにしっかりと聞いてもらいます。ちなみに講師は、公園でボランティア活動をしている「大戸源流森の会」の皆さんです。

準備ができたら、活動開始。みんなで森を暗くする笹やアオキ、支障のある低木などを切りながら、整備を進めます。最初は慣れない手つきでしたが、お父さん、お母さんのサポートもあり、みんな段々と上手になってきました!

休憩を取りながらゆったりと活動です。途中、切った竹でおどける子供達も!ピーヒャラピー♪

最後には会のメンバーによる大きな木の伐採デモンストレーションに、みんなが注目します。

午後は、大地沢青少年センターのホールに移動し、竹素材を活用したクラフト体験です。ここでも講師は「大戸源流森の会」の皆さん。午前に続き午後もお疲れ様です!

 

大戸緑地では初めて行いました「森林体験塾」、ご参加の皆さん、ありがとうございました。この機会に大戸緑地を知ってもらえたので、ぜひ違う季節にも遊びに来てください。また、みんなの活動のおかげで、森に適度な光が入り、より良い場所に変わります。出てくる植物などにも変化が出ますので、引き続き公園スタッフで調査していきます。

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2018年10月31日 大戸緑地
大戸緑地、段木入のビオトープ池も秋が深まってきました

大戸緑地、段木入のビオトープ池も秋が深まってきました。

 

あんなにたくさんいたトンボも少なくなりました。

残っているのはマユタテアカネ。

顔をよく見ると目の下に太く丸い眉毛が書いてあるように見えます。

小型の赤とんぼです。

 

ミゾソバの葉が黄葉してきました。

草が色づいていくのを見るのもいいですね。

 

よく見るとすてきな花です。

 

キタテハが陽だまりにとまっていました。

秋に生まれたばかりでしょうか?とてもきれいです。

蝶の姿のまま、厳しい冬を越すのです。

 

秋がどんどん深まり、風景も生きものたちも変わっていきます。

あそこにも、ここにも秋がいっぱいの大戸緑地です。

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2018年10月21日 大戸緑地
大人気「あつまれ!森キッズ」を開催しました!

みなさんこんにちは!

紅葉も進み、風が少し冷たく感じますね。

 

9月23日(日)に大戸緑地の牛田地区で、昨年も大好評だった「あつまれ!森キッズ」を開催し、たくさんの方がご来場されました!

 

まず、今回のメインプログラムの「ツリーイング体験」は、事前申し込みから満員御礼の大人気プログラムです。

 

インストラクターの先生が、丁寧に教えてくれるので、子どもでも自分の力で登っていきます。途中下を見て、「結構上ったよ~!」「お父さんの背よりも高い所にいけた!」と子どもたちに大好評です♪

 

もう一つの人気プログラム「森のクラフト工房」も大盛況でした。

公園で活動する「大戸源流森の会」の方々は、公園で発生した竹を活用し、コップ、竹トンボなどをつくるワークショップがありました。陶器とは違った竹の触り心地が、手にとてもなじみます♪

 

イベントと言ったらおいしい食べ物や、素敵な小物がつきものですよね!

今回も地元のお店やアーティストの方々に出店やワークショップ体験を協力していただきました。

パン屋さんの「パンの木」、温かみのある木製品をつくっている「くうちん工房」、かわいい多肉植物の「モリモリガーデン」、手作り雑貨や、厳選古書の「町田ゆめ工房」、ハーバリウムづくり体験の「Mahalo」などたくさんの方が、イベントを盛り上げてくれました!

 

今回は新しいプログラムとして「森の音楽会」とパークレンジャーによる「ガイドウォーク」がありました。

森の音楽会は法政大学 Jazz Study Clubの方の演奏で、木の葉が風で揺れる音と、ジャズの心地よい演奏をきける素敵なステージとなりました。

 

パークレンジャーによる「ガイドウォーク」では、大戸の自然を満喫できる「大戸の生きものビンゴ」をおこないました。ビンゴ用紙は全員違うものなので、だれが一番にビンゴになるかはわかりません。子どもたちも楽しそうに次々と生き物を見つけてくれました!

 

イベントでは、「ツリーイングができてとても楽しかった!」「地元のこだわりがあるお店があり、また行きたい」などたくさんの好評の声がありました。

このイベントを通じて、大戸緑地をはじめて知った方もいると思います。

これから秋が深まり、木々が色づき散策にはうってつけの時期になります。

 

ぜひ大戸緑地に遊びに来てください。

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