陵南公園には「ヒマラヤスギ広場」と呼ばれる場所があります。
名前の通り「ヒマラヤスギ」が多数生えている場所で、日陰の休憩スポットとして人気のある場所です。
そんなヒマラヤスギですが、現在その枝には大きな松ぼっくりがなっている様子を観察することができます。
名前に“スギ”と付いていますが、実は“マツ”の仲間なのでこのように松ぼっくりができるのです。
この松ぼっくりはとても大きく、一般的な松ぼっくりの倍以上はあります。
試しに並べてみるとこんな感じです。
ただヒマラヤスギの松ぼっくりがこの状態で地面に落ちていることはほとんどありません。
秋が深まるにつれて周りのカサの部分1枚1枚が抜け落ちていき、最後には先端の一部分だけが地面に落ちて見られるようになるからです。
この先端部分はバラの花のような見た目をしており、「シダーローズ」と呼ばれクラフトの材料として使われることもあります。
11月下旬ごろからヒマラヤスギの周りを探すと見つけることができます。
これから秋が深まるにつれて、ヒマラヤスギの落とし物がたくさん見られるようになります。
陵南公園に訪れた際は、ぜひヒマラヤスギ広場を散策してみてはいかがでしょうか。
パークレンジャー 東浜
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