陵南公園の「じゃぶじゃぶ池」には、早春になると希少種であるヤマアカガエルがたくさんの卵を産みます。池はゴールデンウィークには水遊び場になるため、毎年パークレンジャーが卵やオタマジャクシを救出し、公園のバックヤードで育ててきました。
3月6日、その作業を子どもたちと一緒に行う「かえる救出ボランティア」を実施しました!
※詳しくは3月1日のブログをごらんください。
陵南公園 カエル救出ボランティア募集! | 陵南公園・大戸緑地だより (tamaparks.com)
最初にサービスセンターでパークレンジャーからカエルや今回の救出活動についてお話ししてから、じゃぶじゃぶ池に移動して救出作業を行いました。
救出作業では、卵からかえったばかりのオタマジャクシをみんな捕まえようと奮闘!素早いオタマジャクシの動きに翻弄されて、なかなか捕まえることができず、悪戦苦闘している様子でした。しかし、少し慣れ始めるとどんどんオタマジャクシを捕まえ始め、1000匹を越すオタマジャクシを捕まえることができました。
また今回の救出作業では、オタマジャクシ以外にもコミズムシやカゲロウの仲間の幼虫、シオカラトンボのヤゴ、サカマキガイなども見られ、パークレンジャーになんの生きものか聞く子どもたちの姿もよく見られました。
救出作業の後は、サービスセンターに戻って捕まえた生きものの観察とお絵描きタイム。
捕まえた生きものがどんな形や色をしているのか、どういった特徴があるのか、みんな真剣な眼差しで観察しながら、思い思いに描いてくれました。
最後にみんなで捕まえた生きものたちを飼育用のプールに放して本日の作業は無事終了!
最後まで活気あふれる活動になりました。
今回の活動で救出したオタマジャクシたちは、定期的にブログで生育状況を報告していきたいと思います。是非楽しみにしてください。
また今回の活動の参加者から「とても楽しかったので、また参加したい!」「是非来年も実施してください!」という好評の声を多くいただきました。
とても有意義な活動になったと思いますので、第2回の開催に向けて企画を検討していきたいと思います。
皆さんの次の参加をお待ちしております。
救出ボランティアに参加していただいたみなさま、ありがとうございました!
パークレンジャー 東浜
カテゴリー:ボランティア|見ごろ情報、生きもの情報|陵南公園
投稿カレンダー