陵南公園ではアベリアが見ごろとなっています。
アベリア スイカズラ科 花は白くて筒状で、夏から秋(7月~10月)にかけて咲きます
真夏の日光に白色が映えます
アベリアの写真を撮っていると大きなはね音が聞こえてきました。
音のほうを見てみると…
オオスカシバ スズメガ科 空中で静止(ホバリング)しながら蜜を吸う
オオスカシバがせっせと蜜を吸っていました。
日中に花から花へ飛び回るその姿は、ガというよりもハチを彷彿とさせます。
透明な翅を柔軟に動かしホバリングする
オオスカシバという名前は、上の写真のようにはね全体が透けていることから「透かし翅(ばね)」という意味で名付けられました。
チョウやガの仲間としてはとても珍しい特徴です。
しばし観察した後、素早くどこかへ飛び去ってしまいました。
これからもまだまだ暑い日が続きますが、アベリアの周りはまだまだ賑わっていきそうです。
レンジャー部 東浜
カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|陵南公園
大戸緑地には、ハス池や段木入広場など多くの水辺環境があり、その周りでは多くのトンボ達が飛び回っています。
今回はそんなトンボ達の一部を紹介したいと思います。
クロスジギンヤンマ メス
ハス池で産卵しているところです。ヤンマの仲間としては比較的多く見られます。
オオシオカラトンボ 青色:オス、黄色:メス
オスとメスで色合いが全く異なり、まるで別の種類のトンボのようです。
ショウジョウトンボ オス
オスが全身ショウジョウ色(緋色・エンジ色)をしているのでこの名前がつきました。
マユタテアカネ 未成熟オス
顔に眉のような模様があることが名前の由来です。複眼についた水滴を払っています。
モノサシトンボ 上:オス、下:メス
腹部にものさしのメモリのような等間隔の模様がある細長いトンボです。
その他、時間帯や季節によって様々なトンボが見られます。
大戸緑地の自然の豊かさの象徴です。
レンジャー部 東浜
カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|大戸緑地
投稿カレンダー