3月16日土曜日、楽しみながら防災について学び体験する「Survival Picnic」を初開催しました。
今回は、特に親子で楽しめる3つの防災プログラムを行いました。まず1つ目は「KIDS WORKSHOP」です。災害時などイザという時に役立つ、ダンボールで作る防災トイレやおむつづくりにチャレンジです。子供達の自由な発想で、ユニークで実用的なトイレができあがりました!
2つ目は、「防災・減災スタンプラリー」です。これは東北大学とシャチハタ株式会社が共同開発している商品です。スタンプを集めながら、楽しく防災・減災の知識を学べます。6つのポイントでスタンプ5つを使って行い、集まったスタンプの色によって、防災対策の傾向分析ができます。家族間で全然違うタイプになるのが面白いですね。
そして3つ目は、「防災ピクニックでプチ避難体験!」。公園への一時避難を想定して、各家庭にある防災リュックを持ってきていただきました。そして普段はあまり食べない備蓄食を試食してみます。「子供も喜んで食べてくれた!」「この商品は味が濃いですね」などの声が上がり、備蓄食の作り方や味を確かめてみる機会になりました。またこのように、古い備蓄食を積極的に使って、常に一定量の新しい食料を備蓄することを、「ローリングストック」といい、普段からできる大切な備えとして注目されています。
プログラムの合間には、(一社)防災教育普及協会の宮崎さんによる「防災ダック」も行いました。動物の動きをまねて、災害時の動作を確認します。宮崎さん、子供達への楽しい指導ありがとうございました!
今回は多くの親子に楽しみながら、災害時の対応を学んでいただきました。陵南公園は地域の「広域避難場所」としての役割があります。また園内には「応急給水施設」や「ソーラー照明灯」などもあり、災害時には地域の重要な防災拠点になります。今後もこのような防災プログラムを積極的に行い、地域の方々と共に防災力とアップしていきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします!
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