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2016年6月13日 大戸緑地
絶好のお天気の中、野草観察会を行いました

6月11日(土)、梅雨とは思えないくらい良い天気の中、大戸緑地にて「野草観察会」を行いました。14人もの方にご参加いただき、遠くは立川の方から電車とバスを乗り継いで、来てくださいました。

01タイトルイメージ

今回講師をしていただいたのは、首都大学東京の牧野標本館に勤務されている川本秀雄先生です。元々は高校の生物の先生で、幅広い知識をお持ちで説明も大変わかりやすい!さらに大戸源流森の会のメンバーとして、このフィールドを長年見ている方です。

02川本先生

大戸緑地は、高尾山などにも繋がっている場所であり、さらに相模湾に注ぐ「境川」の源流域にも位置しているため、貴重な植物がたくさん見られます。そんな植物について野草だけでなく、樹木やツル性の植物まで丁寧に説明してくれました。参加者の皆さんも先生の話に真剣に聞き入っていました。

03観察会02

観察会は、牛田地区から「雨乞い場の碑」を経由して「段木入のおか」まで歩き、「段木入の広場」に降りて来て、再度牛田地区の「雪(ゆく)の里」まで戻ってくるコースです。途中、少し険しい下り坂もありましたが、皆さん慣れている方が多く、快調に歩いていました。30種以上の沢山の植物が見られましたが、写真はその中のテイカカズラの花と、マムシグサの果実です。

05マムシグサの果実

04テイカカズラ

段木入のおかでは小休憩し、丘からの展望も楽しみました。天気のいい日は都内のスカイツリーまで見えるんですよ!

06展望

観察会も終盤に来て、いよいよお楽しみの雪の里に戻って来ました。ここには数年に一度しか咲かないと言われている「雪(ゆく)の木」が一本だけあります。観察会の数日前には散り始めていたのですが、果たして花は残っているのでしょうか……

現地に到着すると…あ、ありました!まだ頭上に花が残っていました!

07ユクノキ

さらに風が吹くと見事な花吹雪となって、まるで雪のように見事な散り際です。木の下には、すでに落ちた沢山の花びらが白い絨毯のようです。本当に観察会のちょうどのタイミングで雪の木を観察することができました!

08ユクノキの観察

ユクノキのすぐ近くにはマタタビもありました。覆われたツルの下には、可憐な白い花が咲いています。またこの時期、葉っぱを白くして、受粉のために虫を誘っているんだとか。本当に自然界は不思議ですね!

09マタタビの花

観察会にご参加された皆様、お越しいただきありがとうございました!大戸緑地には季節ごとに、たくさんの自然の魅力があるので、何度歩いても違う植物や生き物に出会えます。来たことの無い方も、ぜひ一度遊びに来てみてください。わかりやすい案内も用意しておりますので、お気軽に陵南公園サービスセンターまでお問い合せ下さい♪

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