小宮公園にはたくさんのオオバギボウシがあります。
葉脈が目立つ大きな葉から、長い花柄を伸ばし、いよいよ花の季節です。
つぼみは最初、ひとつの花のようです。
バラの花のようだ、と言う人もいます。
張り詰めた力がみなぎった、美しいつぼみです。
そのつぼみが少しずつほぐれるように長く伸び、そこから本当のつぼみが顔を出します。
つぼみがはっきりしてきました。
下の方から咲き始めます!
咲きながらさらに上に伸びていきます。
これからしばらくは、オオバギボウシの花を楽しめます。
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自然豊かな滝山公園では、様々な昆虫も観察できます。
これはクロアゲハ?
違いますよ。
アゲハモドキという蛾です。ジャコウアゲハという蝶に擬態しています。
ジャコウアゲハは幼虫の時に毒草を食べ、体に毒を蓄えています。
そのため天敵の野鳥に襲われにくい。
アゲハモドキはジャコウアゲハに姿を似せることで、天敵から身を守っているのです。
よく見るとジャコウアゲハよりはだいぶ小さいですが、体の模様はそっくりです。
よっぽど自身があるのでしょうか?あまり飛び回らずにじっとしていることが多いようです。
こちらがジャコウアゲハです。どうです、見分けが付きますか?
大きさだけではなく、蜜を吸うストローがあるところ、触覚の先が膨らんでいるところなどが違いますね。
身近な自然の中にも不思議なことがいっぱいですね!
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蒸し暑い梅雨の中休み、滝山公園では夏の花が咲始めていました。
尾根道など、あちこちで見事な群生が見られるオカトラノオ。
白く長い花序を虎の尾に見立てたのが名の由来です。
下の方から順に白い花を咲かせます。咲き始めのこの頃が一番美しいですね。
尾根を渡る風に揺れるオカトラノオは、その清涼感で蒸し暑さを忘れさせてくれます。
信濃屋敷跡を少し入るとナツツバキが咲いています。
こちらも白い花が爽やかですね。
尾根道に顔をのぞかせていた紫の花はウツボグサ。
オオバギボウシも蕾を膨らませていました。ヤマユリが咲きだせば、いよいよ熱い夏がやってきます。
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日がよく当たる「しじゅうからの小道」に大きな群落があり、おススメです。
しなやかに伸びる花序を、トラの尾っぽに見立てたのが名の由来と言われています。
緑深まる夏の雑木林に、白い花が一層際立ちます。
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梅雨といえば…
梅雨といえば何を思い浮かべますか?
かたつむり、かえる…そして紫陽花も梅雨の名物ですね
小宮公園も今、紫陽花が見ごろを迎えています。
多彩なグラデーションにくぎづけになります。
これはガクアジサイ。
周りの花は飾りの花です。中央の小さな花からは
雄しべが立ち上がっているのが、見えますね。こちらの花には種ができます。
紫陽花の楽しみ方は、人それぞれ。
スケッチするのもいいですね。
雑木林ホールから、つつじの小道を通り抜けた道路沿いに
たくさん咲いてます。
雨の日も、晴れの日も美しい紫陽花。
お好きな色を見つけに来てください。
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新緑が深まる小宮公園。イベント「春*はなウィーク」を開催しました!
林の中では、代わる代わる春の花が咲いています。イベントでは、雑木林ホール前で「花めぐりワードラリー」のシートの配布を行いました。
各場所にある見ごろになった春の花をめぐりながら、キーワードの言葉を探すというイベントです。写真は、ひよどり沢にあるチョウジソウを紹介した様子。なんとも言えない青色の花がとても魅力的です。
「がんばってワードラリーしてきたよー!」と元気よく受付に来てくれたご家族。参加者からは「こんなにたくさんお花が咲いているんですねぇ。」「新緑の中を歩くのが気持ちよかったです。」などたくさん嬉しいお言葉いただきました。
ワードラリーを完成された方には、公園オリジナルの春の花ポストカードをプレゼントしました!
「花めぐりワードラリー」のほかに、パークレンジャーによるガイドウォーク「春の生きものを探しに行こう!」も行いました。小宮公園の大きな特徴である雑木林のお話しから、春の花と昆虫のつながりなど自然豊かな公園の魅力をたくさんお伝えしました。
次回は、夏季にも予定しています。ぜひ、みなさまもご参加ください。
遊具広場横にあるふれあい花壇にて、イベント「ポピーの花つみをしよう!」を開催しました!15日は、公園でハサミの貸し出しと花を包むサービスを行いました。イベントでは、小宮公園ボランティアのどんぐり会のみなさんがサポートしてくださいました。
ふれあい花壇では、ポピーやヤグルマソウが満開!
きれいな色合いの花束!
お花畑のなかって、なんだかワクワクする!
ボランティアさんにお花を包んでもらって、女の子も大満足!
お花畑のなかにいる人は、みんな笑顔!たくさんのお花に囲まれてとても幸せな気分になります。
次回は、秋にコスモスを予定しています。ぜひ、みなさんもご参加ください。
新緑が気持ちよい季節になりました。5月1日から5日まで、小宮公園雑木林ホール前にてこいのぼりイベント「こうえんの空に夢をおよがそう」を開催しました!
イベントでは、こいのぼりの塗り絵に自由に色を塗って、吹き出しには自分の夢を書いて頂きました。
完成したこいのぼりは、青空ボードに泳がせました。
「思いをこめて、こいのぼりをおよがしたよ!」と笑顔の女の子。
みんなの夢を乗せて、公園の空を泳いだこいのぼりは283匹!「こどものゆめすいぞくかん」として、5月末日まで雑木林ホールのエントランスに展示をしました。
みなさんの夢が大空に届きますように!
小宮公園の野鳥(キビタキとガビチョウ)
ホイスルように弾む、とても美しい声で鳴くキビタキは、小宮公園の夏鳥の代表でしょうか?一生懸命鳴いて、縄張りを主張しているようです。
このあたりには10日ほど前まではガビチョウがいついていましたが、追い出してしまったようです。自分よりも何倍も大きく、鳴き声も大きいガビチョウを追い出すなんて、なかなか立派なキビタキです。
こちらがガビチョウです。
東アジア・東南アジア原産で、中国から輸入されたものが逃げて増えたと言われています。近年爆発的に増えてしまい。環境省の特定外来生物にも指定されています。
目の周りが白いのが特徴で、眉美鳥と書きます。
数が多くなると、生きものは大胆になるようです。
小宮公園のガビチョウは、人のかなり近くにまで出てきます。
飼っている生きものは決して自然の中に放さないようにしましょう。
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5月後半に滝山公園で見られた花と虫を紹介します。
オオミズアオ
淡い薄緑色の翅が素晴らしく美しい、大きな蛾です。
羽化したばかりなのでしょうか、草陰で休んでいました。葉の色と似ているため、見過ごしてしまう人も多いでしょう。
ウラナミアカシジミ
明るい雑木林に多い蝶です。翅を静かにすり合わせ、尻尾のような突起をゆらします。
アカシジミ
ウラナミアカシジミと似た環境にいます。明るい草地にたくさんいました。
キアシドクガ
ドクガの仲間ですが毒はありません。やや透き通る白い翅で、ミズキなどの高い木の周りを、蝶のように飛び回ります。なかなあ写真を撮れませんが、これは羽化したばかりで、まだおとなしくしていたのでラッキーでした!
オオニワゼキショウ
三の丸近くの原っぱでたくさん咲いています。小さいけれどアヤメの仲間です。
近くの谷にはアカショウマがたくさん咲いています。
ブラシのような花がおもしろいですね。
三の丸付近にはコアジサイがたくさん咲いています。丘陵地などで見られる野生のアジサイです。星雲のように集まって咲く小さな花がとてもきれいです。
さわやかな風の滝山公園。自然観察しながらの、ちょっとしたハイキングには、最高の季節です。
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