秋の花もぼちぼち後半です。
今、公園のあちこちで見られるのはヤクシソウ。
つぼみは上向き、花は終わると下向きになります。
ガマズミの実も赤くなりました。
甘酸っぱい実はヒヨドリの好物です。
ふわふわの毛に包まれた紫の実はヤブムラサキ。
毛がないのはムラサキシキブです。
小さな実ですが優しい甘みがあり、これも野鳥たちがよく食べます。
アザミも綿毛をつけました。
よく見ると鳥の羽のような繊細な綿毛です。
二の丸の西にあるカマツカは、滝山公園でも最も美しく紅葉する木です。
少しずつ色づき始めています。11月半ばには素晴らしい色に染まるでしょう。
信濃屋敷の南、大池跡の上のあたりはススキが斜面を埋めています。
風にサラサラとゆれる様子は、山城の侍たちが見た光景と、変わらないのかもしれません。
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どんぐりが豊作です!
去年はほとんどなりませんでした。今年は、木の下はもう足の踏み場もありません。
あんまりきれいなので、ついつい拾ってしまいます。
これはコナラのどんぐり。
コナラは小宮公園では一番普通にある木です。
まんなかの、ひげのようなものが出ているのは根です。
落ちてしばらくすれば、このように根を出します。
葉を出すのはそのあとです。
これもコナラのどんぐりですが、ちょっと色が明るいです。
木によってどんぐりは違うんですね!
大きなのがいっぱいなる木もあります。
細長いのが多い木もあります。
探して歩くと楽しいです。
葉っぱも色づき始めています。
赤や黄や茶や、半分赤や、3色も、4色も!
雨の日にはきれいな葉っぱを拾いながら、傘にぺたぺた張りましょう。
きれいな面を下にする方がいいようです。
大好きな人といっしょにいるならば、お互いにぺたぺた張りあいましょう。
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いつも小宮公園をご利用いただきありがとうございます。
10月15日に予定しておりました「たねダンゴづくり」は雨のため10月22日に順延となりました。
ぜひ来週ご参加ください。お待ちしております。
今年の雨ばかりの8月には、生きものたちもペースを崩されてしまったようですが、9月も終盤になり、ようやく普通に秋らしくなってきたようです。
この季節、水辺を歩く楽しみは、ツリフネソウに出会う事。
本当に、舟がぶら下がるように、濃いピンク色の花を咲かせます。
ここは公園の北、市営滝ケ原グラウンドへ出る小道。
夏には外来種のオオブタクサにおおわれていましたが、草刈をしたらツリフネソウやミズタマソウが大喜びで咲いてくれました。
近くにはこんな花がたくさん咲いています。
つる植物のヤブマメです。
小さな花ですが、覗き込んで見ればなかなかかわいい。
やはり湿地が好きな花、アキノウナギツカミです。
残念ながらまだつぼみ。もう少しで小さな花を開きます。
細く長く伸びる茎には、小さなトゲが沢山あるのと、ウナギがいそうな川の近くにあるから、こんなおもしろい名前になったのでしょう。
尾根道に出てみればヤマハギが盛りです。
さらさらと風にそよぎ、秋の訪れを告げています。
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地域児童館と公園の共催イベント「児童館・こどもシティ」が開催されました!
こども達が自分たちで街を運営。さまざまな仕事をして、イベント内で使える通貨
を稼ぎ、遊ぶことができます。
こども達が毎年楽しみにしているこのイベント、今年も600人以上の参加者があり、大盛況でした!
サービスセンターからは、レンジャーの仕事体験をしてもらいました。
今回は生きものの住処を残すため、あえて草を刈り残しているバッタランドで昆虫調査です♪
レンジャーの仕事を教えてくれるハッチ隊長から、虫取り網の使い方から、網から虫を取り出す方法を伝授してもらい、昆虫調査のスタートです!
みてみて!こんなに捕まえたよ!
これは何バッタかな?
みんなが捕まえて調べてくれたバッタを集計しました!
こんなにたくさんのバッタがいたんだね!
なんと東京都の絶滅危惧種のバッタもいました。
集計がおわり、つかまえた虫を放しました。「たのしかったよ!またね!」
みんなで調査の結果をまとめおわると、ハッチ隊長からキッズレンジャーのみんなに質問がありました。
「バッタなんていなくなってもいいよ、と思う人はいますか?」
みんなはバッタランドを残してほしいと答えてくれました。
キッズレンジャーの仕事を通じて、生きものを調べて、どうしたいかを考えることをみんなに体験してもらえてよかったです。
私たちもバッタランドをこれからも守っていきますね。
午前・午後2回のプログラムでたくさんの子どもたちが来てくれました。
みんなお仕事、お疲れ様でした!
※園内では、生きもの採取はできません。観察したら逃がしてあげてね。
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8月19日(土)にむしむし観察会を開催しました。
講師には日本野生生物研究所代表で、虫取りや魚とりなど、野遊びの達人である奥山先生をお招きし、午前に虫とり、午後は虫のスケッチと、生き物と思う存分に触れ合いました!
普段は一般の方が入ることができないユーカリ園にて、虫とりスタートです。
みんな草地に入るやいなやバッタやトンボを追いかけ熱心に網を振って捕まえます。
奥山先生から、網の使い方、網から虫を上手に出す方法を丁寧に教えてもらいました。
先生からは
「ここはどんな草や木が生えているかな?生き物はどんなものがいるかな?明るい草地で見つけたバッタはどうして雑木林にはいないのかな?」と
参加者の方へ問いかけもありました。
場所によって、暮らす生きものも変わるんだって!
みんな食べるものが違うからだね。なるほど、なるほど~
午後は、つかまえてきた虫をスケッチ!
虫の細かい模様や、足の形をじっくり見ながら描きます。
描きおわったら、自慢の昆虫を発表してもらいました!
どこが難しかったか、どういうところが好きか、かっこいいか。
緊張しながらも一生懸命に発表してくれました♪
みんな素敵な絵をありがとうございました!
最後は捕まえてきた虫を放しました。
「今日は一日ありがとう、またね!」
今回は虫を通じてほかの生きものでも共通の、どんな環境で、どんな生活をしているのかを学ぶ第一歩になりました。
奥山先生は最後に、「今回スケッチをしたように、生きものを自分でよく観察してほしい。よく見ることで自分だけの観察ができて、それは生きものを知ることにつながるよ」と、お話ししていました。
小宮公園ではむしむしウィークを8月31日まで行っています。
雑木林ホールでは公園でみられる虫の展示も行っていますので、よく観察できますよ^^
ぜひ小宮公園で虫と触れ合う夏休みをお過ごしください♪
※園内では、生きもの採取はできません。観察したら逃がしてあげてね。
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名物ウバユリの次には、夏の小さな花々が元気いっぱいです。
かわせみの小道では、見頃を迎えたキツネノカミソリの中で、
コバギボウシがてんてんと咲いています。
もうすぐ園内を埋め尽くす、ヤブランの蕾もかわいいです。
ひよどり沢では、ヤブミョウガが実をむすび始めました。
これから少しずつ深い青に色づき、とても美しいです。
ひよどりの小道では、ほころぶようにタマアジサイが咲き始めました。
ゆっくり歩くと色んな自然がみつかります。
一足早く赤く色づいたアオハダの実。
セミの大合唱を聴きながら、ぜひ夏の雑木林を楽しみ来てください♪
カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|小宮公園
ただいま、開催中の「虫虫ウィーク」の「虫虫展」で、6つの大きな水そうに、公園にいる様々な昆虫を展示しています。毎週日曜日は、展示で紹介している昆虫をパークレンジャーが解説する「虫虫トーク」も行っています。
今日はこちらの昆虫を紹介しました!
みんな違う種類の昆虫ですが、ある共通点があります。何でしょう?
①イチモンジカメノコハムシ
②オジロアシナガゾウムシ
③ナミアゲハの幼虫
実は、「鳥のうんち」を真似した色や形をしていると言われています。
さすがに鳥も、うんちは食べたいと思わないですよね。
昆虫の身を守るすべ、アッパレです!
よく見ると、顔がとってもチャーミング☆
ムラサキシキブの葉っぱをむしゃむしゃ、イチモンジカメノコハムシ。
ゾウのように長い鼻に見えるのは、口だよ。
オジロアシナガゾウムシは、クズが大好き!
ミカンの葉っぱが大好物のナミアゲハ。
「虫虫トーク」は、8月20日と27日も行います。
ぜひ、遊びに来てください♪
※園内での生きもの採取はできません。観察した後は、元の場所にもどしてあげてね。
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セミの大合唱で賑やかな小宮公園。ただいま、イベント「虫虫ウィーク」を開催中です!
8月19日(土)は、スーパー虫博士の奥山英治先生をお迎えし「むしむし観察会」を行います!雑木林にはどんな昆虫がいるのかな?奥山先生といっしょに探しに行こう!申込受付中です。ぜひ、ご参加ください!
小宮公園でもっとも美しい昆虫のひとつ「ルリボシカミキリ」。出会えるといいね。
毎週日曜日はパークレンジャーの「虫虫トーク」を行っています。展示している昆虫の解説をするよ。ぜひ、聞きに来てください♪
今、雑木林ホールで企画展示「虫虫展」も開催中!昆虫の魅力をたっぷりと紹介したパネル展示や、雑木林に暮らす昆虫の生態展示、お絵かきコーナーや昆虫のことを調べる本コーナーもあるよ☆
「虫虫ウィーク」は8月31日(木)まで!
ぜひ、遊びに来てください♪
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いよいよ夏本番の滝山公園
たくさんの花に出会うことができます。
ヤマユリは7月後半が盛りで、8月まで少し残ります。
オオバギボウシも同じ時期に咲きます。
どちらも尾根道を歩けばたくさん見られます。
旧滝山荘の前にはオトコエシが咲いていて、蜜を吸いに虫たちが来ています。
ヒヨドリバナもあちこちにたくさんあります。
オトコエシにとてもよく似ていますが、雌しべの先が白い糸のように伸びているのが特徴です。
薄紫のアキノタムラソウ、「秋」の名前がついていますが、梅雨の頃から咲く花です。
ハエドクソウは小さな花ですが、花の上の赤紫の萼があり、なかなかしゃれた花です。
この萼は種ができた後も残り、イノコヅチの仲間のように人や動物にくっつき、種を運ばせます。
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