若葉がまぶしい 4 月中旬に、「いがりまさし氏 写真ワークショップ~草花とかたる・風景 をめでる~」を開催しました。
日本中を旅し、写真を撮り続けてきた いがりまさし氏は、「日本のスミレ(山と渓谷社)」に代表される科学的な視点と、自然の在り様そのままをとらえる柔らかな芸術的視点の、二つを持つ稀有な写真家です。
どんなことが学べるのか、参加者の方もドキドキ!
前半はフィールドワークを行いました。
始めに、基本的なカメラの設定を教わりました。 コンパクトデジカメやスマートフォンで参加した人も多く、一人一人のカメラの設定を確認していただきました。
フィールドではいがり氏が撮影した写真を、カメラのモニターと、タブレット端末の2つですぐに確認。「こうすれば、こう撮れる!」初心者の方にも本当に分かりやすい講座です。参加者の方も熱心にメモ!
植物の高さに視点を下げ、背景に森の影を持ってくると、
植物の美しさが一層映えました。 植物から見た世界をのぞいたような、新鮮な感覚でした。
植物を上から撮影したもの
植物の高さに視点を下げたもの
その他にも、様々な視点から自然の撮影法を学びました。
いがり氏のファインダーを通して、身近な自然にも輝く美しさがたくさんあることを、改めて気付くことができました。
午後からは、室内にて撮影のポイントのレクチャー後、音楽家でもある いがり氏のリコー ダー生演奏を聴きながらスライドショーを堪能しました。参加者の方も、素敵な音色と映像 にうっとりです。
参加者からは「とても素晴らしい一日でした!」「身近な植物も素晴らしい被写体になることを学べて良かったです!」「感動しました!また参加したいです」など多くのお声が寄せられ大変好評でした。
先生がワークショップで撮影された写真は、こちらからご覧いただけます↓
http://www.plantsindex.com/workshop/wssample/sample.cgi?mode=result&resultno=1513
また企画できればと考えておりますので、機会がございましたらぜひ皆さまもご参加ください♪
新緑の風が気持ち良い4月中旬。イベント「春*はなウィーク」の一環として、野草観察会「ワダソウや春の花を見に行こう!」を初めて開催しました!
ガイドは長年、公園で活動しているボランティア「どんぐり会野草グープ」が担当。
園内に咲く春の花を楽しみながら、ゆったりと園内を散策しました。
ひよどりの小道で、見ごろを迎えていえたシャガ。
ドレスを広げたような花は一日でしぼんでしまいますが、次々と新しい花を咲かせます。
おながの小道にあるヒメコウゾ。
並んでいる小さな赤いポンポンが雌花です。とても面白い形をしていますね。
くぬぎ平で開花し始めたウマノアシガタ。
光沢のある花びらは、小さな太陽のようです。
みずき平で咲いていたワダソウ。
5枚の白い花びらに、赤い雄しべがチャームポイント。
今年は開花が早かったため、観察会で見られるか心配していましたが出会えました!
春の小さな笑顔に、心が安らぐような気持ちになりました。
参加者からは「分かりやすい解説でとても良かったです!感謝します!」「ったり解説と観察を楽しむことができて良かった!」など多くの声が寄せられ大変好評でした。
園内では、まだまだ様々な花を観察することができます。「春*はなウィーク」は5月26日まで開催しておりますので、ぜひ皆さまも公園に遊びに来てください!
※4月28日(土)は、パークレンジャーによるガイドウォーク「春の花と雑木林の自然を楽しもう!」も行います。ぜひ、こちらもよろしくお願いします!
カテゴリー:イベントの報告|見ごろ情報、生きもの情報|小宮公園
4月14日(土)より5月6日(日)まで、小宮公園定番の人気イベント「春*はなウィーク」が開催されます。
毎回人気の「花めぐりワードラリー」は、レンジャーが選んだ園内の花を、マップをたよりに見つけて歩き、全部回ると景品のポストカードがもらえます。
4月14日(土)は、今回から開催される、公園ボランティア「どんぐり会野草グループ」による「野草観察会」長年公園で活動しているボランティアがご案内します。「ぜひこの花をお見せしたい!」と張り切っています!
4月28日(土)はパークレンジャーによるガイドウォーク、自然の中の、おもしろいもの大好き!山田レンジャーが担当します。花だけではなく虫や野鳥の話も聞けるかな?
カテゴリー:イベントの報告|見ごろ情報、生きもの情報|小宮公園
桜の名所、滝山公園。今年は例年より早く3月末に満開となりました。4月の第一週くらいまでが、お花見にはいいと思われます。(天候などによって見ごろは変わります)
これは信濃屋敷址の南に広がる通称「千本桜」。山城の風景の中、雲がたなびくように桜が咲いています。
桜だけではありません。足元ではスミレも咲いています。「二の丸」の西側には、素晴らしいタチツボスミレの群生があります。
木々の芽吹きも美しい!これはミズキの芽吹きです。小さなヘリコプターが次々と空に飛び立つようです。
中の丸の北からは多摩川と秋川の合流点が見られますが、今だけは桜の額縁がついています!
春爛漫の滝山公園!4月7日は恒例の「滝山城跡さくら祭」です。それまで待ってくれるかな!?
大丈夫!公園にはいろいろな種類の桜がありますから、必ず何か咲いていますよ!
カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|滝山公園
公園北端にある「ひよどり山」に大きな3本のコブシの木があります。
この週末あたりに満開になりそうです。
これは一番東にある、一番太い木で、大人が一抱えしたよりもずっと太いです。
これは真ん中の木です。
純白で、柔らかな花びらが春の風に揺れています。
枝が大きく垂れてきていますから、目の前で見ることができます。
コブシをモクレンと見分けるポイントは、花のすぐ下に葉が一枚あることだといわれます。
たしかに一枚ついているものが多いですが、ない花もあり、2枚の場合もあるようです。
コブシの花びらは、モクレンのようにクリン!としっかりした形がなく、へなへなした感じも特徴です。
サービスセンターの前にはダンコウバイも咲いています。
クスノキ科の小さな黄色い花で、咲く前からアブたちが待ちきれずに寄ってきます。
(匂いがもれているのかな?)
成虫で冬越しするテングチョウは、蝶の中では最も早く現れます。
まだ芽吹かないエノキの枝に止まっていました。
幼虫の時はエノキを食べますから、覚えていたのかな?
小宮公園も、いよいよ春本番です。
カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|小宮公園
モズのメスが枝の上
いいところに止まっています。
秋にケケッケケケ!と大きな声で鳴くときは高い木のてっぺんなどにいますが
餌を捕るときは2,3mの高さの枝で下を見ています。
昆虫やトカゲなどを見つけると、すっと飛び降りてくる。
こちらはオスです。目の周りの黒っぽいところが濃いですね
同じように2,3mの枝にいます。
メスもオスも尾をクルクル回します。
もう少しするとモズの恋の季節です。
オスが捕った餌をメスがもらって食べたらカップル成立だそうです。
カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|滝山公園
1月はじめに「交流活動」と題して、4グループ合同での自然環境保全活動を初めて実施しました。参加者は、24名!今回は春にワダソウが咲く、しろはらの小道で落ち葉掻きを行いました。落ち葉掻きをすることで地面まで日が当たり、小さなワダソウなども元気に育つことが出来ます。この春も多くの方に花を楽しんでいただきたく、今回実施することになりました。
まずは、みんなで自己紹介!
しかし、「さぁ、はじめるぞっ!」というときに突然の雨。しょんぼり顔で、雑木林ホールに一時退避。各グループが普段どんな活動をしているか、情報交換しながら談話を楽しみました。
しばらくすると雨が止み、「今がチャンス!」とばかりに熊手を持って現地へGO!
みんなで力を合わせて、わいわいと言いながら作業を行うのはとても楽しかったです。肌寒い日でしたが、皆さん汗を光らせ、清々しい笑顔!
広さ100m×10mの範囲を、40分という早さで作業完了。みんなで最後は記念写真!「やったぞ~!」
今からもう春が待ち遠しいです。ぜひ、みなさんも春の花を見に公園へ遊びに来てください!
カテゴリー:小宮公園
日頃より、小宮公園をご利用いただき、ありがとうございます。
この度、公園をより快適にご利用いただけるよう、下記の日程で木道の改修工事を実施いたします。
【工事期間】
【工事エリア】
期間中は園路が通行止めとなりますので、ご理解・ご協力の程、
よろしくお願いいたします。
【お問合せ】
都立小宮公園サービスセンター TEL:042-623-1615
カテゴリー:小宮公園
残雪の雑木林を歩いていると、透き通るような冬の陽が差し込み、明るく清々しい気持ちになります。広場ではソシンロウバイの並木が見事、その他はマンサク、フクジュソウが見ごろを迎え、ウグイスカグラが開花し始めています。ゆったり歩きながら、冬の花と自然を楽しみませんか?
2月4日に終了予定だった「冬*はなウィーク」ですが、好評につき2月18日(日)まで延長します!「花めぐりワードラリー」の参加者には、公園オリジナルのポストカードをプレゼント!ぜひ、公園に遊びに来てください♪
見ごろを迎えたマンサク
カテゴリー:見ごろ情報、生きもの情報|小宮公園
12月10日(日)に、「冬の滝山城址をたのしもう!~歴史と自然のてくてくガイド~」を開催しました。滝山公園の特徴である豊かな自然と、中世「山城」の歴史の魅力、その両方を一日で体感してもらうプログラムです。
午前中のテーマは歴史。滝山地域で活動をしている「NPO法人滝山城跡群・自然と歴史を守る会」のガイドで、滝山城の由来や遺構などの解説を受けながら城跡を歩きました。
ARアプリを利用し、山城での攻防を動画で再現した解説など、みなさん興味津々!
午後からはパークレンジャーによるガイドで、山城の歴史を理解する上でも重要な丘陵地の成り立ち、地質などの特徴から、そこで生きる動植物の解説しました。
参加された方からは「今までになかった視点から、歴史と自然を楽しむことができました」などの声が寄せられ大変好評でした!
ぜひ皆さまも、滝山公園に遊びに来てください!
投稿カレンダー