多摩部の都立公園、小宮公園・陵南公園・滝山公園・大戸緑地のオフィシャル情報を発信しています。

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2018年9月30日 滝山公園
滝山公園の尾根道には清々しい風が吹いています

暑かった夏は嘘のように過ぎて、滝山公園の尾根道には清々しい風が吹いています。

風の抜けるところではノハラアザミをよく見かけます。タンポポのように綿毛で種を飛ばしますから、風がないと困るのでしょう。花を真上に向けて姿勢よく咲く花です。

 

ススキの下をかき分けてみると、ナンバンギセルが見つかります。ススキに寄生して養分をもらう花で、葉がまったくありません。

 

シラヤマギクもあちこちにあります。花は小さく、花びらもまばらですが、全体では1mを超すような大きな野菊です。大きすぎて倒れるように傾いて花を咲かせることが多いです。林縁で見られます。

 

こんなきのこを見つけたら触ってはいけません。カエンタケという毒キノコです。触ると皮膚の炎症を起こすことがあります。

 

ノダケの花は深みのある紫色です。つぼみの中からあふれ出すように花が出てきます。このつぼみの先には、金魚の尾びれのような小さな葉がついています。とてもおもしろい野草です。

 

ノダケの花です。左は先初めで、白く見えるのは雄しべの花粉です。やがて花粉が出終わるころに2本の雌しべが目立ってきます。つぼみも花もおもしろくて、いつまでも見てしまいます。初秋の滝山公園で花から花へ、歩き回るのはいかがでしょう?

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2018年8月31日 滝山公園
植物たちは夏から秋へと季節をまたぐところです

暑さは続いていますが、日差しは少し和らいできたようです。

植物たちは夏から秋へと季節をまたぐところです。

 

キツネノカミソリは8月半ばから後半の花

公園北側の法面にまだ美しく咲いています。

 

小さな白い花ですが、なかなかに美しい。

これはかなり大株のトウバナ

 

不思議なものを見つけました!

何かの蕾!?

 

ススキなどの下に出るナンバンギセルです。

寄生植物で、養分はすべて他の植物からもらうので葉がありません。

 

ネジバナは文字通り螺旋階段のようにねじれながら伸びて花を付ける。

日当たりのいい芝の上などに出るランの仲間です。

 

ヘクソカズラなんてひどい名前が付いていますが、よく見ればイチゴアイス?

愛らしい蔓植物です。

 

ちょっと暗い所に咲くヤブランは今が盛り!

 

古峯の道に咲いていたヤマハギ。秋の七草のひとつ萩といえばこれ。万葉集にたくさん詠まれています。

 

本丸南の広場にはユウガギクが大群生。秋といえばやはり野菊が見たいですね。

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2018年8月10日 滝山公園
滝山公園の一部園路封鎖のお知らせ

いつも滝山公園をご利用いただきありがとうございます。

 

オオスズメバチの巣を発見した為、ただいま下記の園路を封鎖しております。

 

スズメバチが活発に活動しているため、通行は大変危険です。

ご理解、ご協力お願い致します。

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2018年7月31日 滝山公園
小さいけど素敵な花

オカトラノオやヤマユリなどの派手な花が終わりました。

真夏の強い日差しの中、ちょっとした木陰の中に、小さな花が咲いています。

 

サラサラとススキの葉が揺れる下で、アキノタムラソウが咲いています。秋が名前についていますが、夏前から晩秋のころまで、かなり長く咲く花です。薄紫の花が涼し気です。

 

滝山公園はオトギリソウの多いところです。信濃屋敷址の南側や、本丸などにたくさんあります。この草を原料にした秘薬の秘密を人に漏らした弟を、兄が切ったという伝説が、花の由来と言われています。

 

中の丸の北には展望ベンチがあります。多摩川と秋川の合流点が見下ろせ、8km先の狭山丘陵が、意外に近くに見えます。滝山公園のある加住丘陵とは、同じ多摩川に削り残された、北と南の兄弟です。

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2018年6月21日 滝山公園
ボランティア体験イベント「ちょいボラ」を開催しました!

梅雨晴れとなった6月17日、滝山公園でボランティアの体験イベントとして「ちょいボラ~雑木林のお手入れ~」を開催しました!野草保全区でこれから咲く花々が元気に育つように、アズマネザサなどの下草刈りを行いました。

 

前半は、パークレンジャーが公園の見どころを紹介。戦国時代につくられた山城の遺構や、今見られる生きもなど、滝山公園の魅力をお伝えしました。こちらは三の丸前の空堀を解説しているところ。

写真① DSC_5146

 

「んん!?何かいるぞ!」

写真② DSC_5169

 

夏に見られる昆虫「エゴツルクビオトシブミ」を発見!

写真③ DSC_5174

 

後半は、公園ボランティア「どんぐり会野草グループ」により、野草保全区で大切にしている植物の解説

を行いました。みなさん、とても熱心にお話を聞いてくださいました。

写真④ DSC_5209

 

道具の使い方や、作業の注意点などをパークレンジャーが解説。

写真⑤ DSC_5213

 

そして、作業開始!

写真⑥ DSC_5228

 

和気あいあいと楽しく作業が進みます。

写真⑦ DSC_5242

 

作業前は下草に埋もれていた野草たちも。。。

写真⑧ DSC_5220

 

みなさんに刈っていただいてスッキリ!!

元気に育って、美しい花を咲かせてね!

写真⑨ DSC_5269

 

みなさんと集合写真。とってもいい笑顔!!

緑の中での作業は、とても気持ち良かったですね♪

写真⑩ DSC_5254

次回は11月に予定しています。ぜひ、皆様もご参加ください☆

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2018年5月26日 滝山公園
初夏になって、木々の間を、こんな虫がいっぱい飛んでいます。

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初夏になって、木々の間を、こんな虫がいっぱい飛んでいます。

白い蝶でしょうか?

この数年、東京のあちこちで大発生している虫です。

 

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正体はこれキアシドクガ。

ドクガと名前がついていても、毒はありませんから触っても大丈夫です。

脚に黄色いレッグウォーマーを付けているようです。

なかなか美しい蛾です。

 

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これは蛹です。

雨をしのげる屋根の下や、木柵の下などにぶら下がっています。

幼虫はミズキの葉を食べます。大発生は5年ほどで収まりますが、枯れてしまうミズキもあるようです。これも自然の大きな営みの中のことなのでしょう。ミズキがなくなるようなことはありません。

 

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公園の北西端にある「山の神」から秋川と多摩川の合流付近を見たところです。

初夏の風が心地よく吹いています。

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2018年4月30日 滝山公園
滝山公園の緑は、すっかり初夏の輝きです

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滝山公園の緑は、すっかり初夏の輝きです。

ゴールデンウィーク、お勧めのの花は二つです。

一つ目はこのウマノアシガタ。

別名のキンポウゲの方が通りがいいかもしれません。

光を浴びて輝く花びらが美しいです。

 

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これは大池跡の大群落。他にもあちこちで咲いています。

 

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二つ目はこのヤマツツジ。

燃えるような朱色が、新緑の中で目を引きますね。

 

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信濃屋敷の南側などに沢山あります。

斜面に多いですから足元には気を付けてください。

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2018年4月21日 滝山公園
「いがりまさし氏 写真ワークショップ」を開催しました!

若葉がまぶしい 4 月中旬に、「いがりまさし氏 写真ワークショップ~草花とかたる・風景 をめでる~」を開催しました。

 

日本中を旅し、写真を撮り続けてきた いがりまさし氏は、「日本のスミレ(山と渓谷社)」に代表される科学的な視点と、自然の在り様そのままをとらえる柔らかな芸術的視点の、二つを持つ稀有な写真家です。

 

どんなことが学べるのか、参加者の方もドキドキ!

前半はフィールドワークを行いました。

 

始めに、基本的なカメラの設定を教わりました。 コンパクトデジカメやスマートフォンで参加した人も多く、一人一人のカメラの設定を確認していただきました。

 

フィールドではいがり氏が撮影した写真を、カメラのモニターと、タブレット端末の2つですぐに確認。「こうすれば、こう撮れる!」初心者の方にも本当に分かりやすい講座です。参加者の方も熱心にメモ!

写真1_DSC4803 写真2_IMG_9383

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そして、学んだ撮影法を挑戦!

植物の高さに視点を下げ、背景に森の影を持ってくると、

植物の美しさが一層映えました。 植物から見た世界をのぞいたような、新鮮な感覚でした。

写真3_DSC4781

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植物を上から撮影したもの

 

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植物の高さに視点を下げたもの

 

その他にも、様々な視点から自然の撮影法を学びました。

いがり氏のファインダーを通して、身近な自然にも輝く美しさがたくさんあることを、改めて気付くことができました。

写真6_DSC4823 写真7_DSC4878 - コピー
午後からは、室内にて撮影のポイントのレクチャー後、音楽家でもある いがり氏のリコー ダー生演奏を聴きながらスライドショーを堪能しました。参加者の方も、素敵な音色と映像 にうっとりです。

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参加者からは「とても素晴らしい一日でした!」「身近な植物も素晴らしい被写体になることを学べて良かったです!」「感動しました!また参加したいです」など多くのお声が寄せられ大変好評でした。

 

先生がワークショップで撮影された写真は、こちらからご覧いただけます↓

http://www.plantsindex.com/workshop/wssample/sample.cgi?mode=result&resultno=1513

 

また企画できればと考えておりますので、機会がございましたらぜひ皆さまもご参加ください♪

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2018年3月31日 滝山公園
春爛漫!桜もスミレも咲いています

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桜の名所、滝山公園。今年は例年より早く3月末に満開となりました。4月の第一週くらいまでが、お花見にはいいと思われます。(天候などによって見ごろは変わります)

これは信濃屋敷址の南に広がる通称「千本桜」。山城の風景の中、雲がたなびくように桜が咲いています。

 

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桜だけではありません。足元ではスミレも咲いています。「二の丸」の西側には、素晴らしいタチツボスミレの群生があります。

 

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木々の芽吹きも美しい!これはミズキの芽吹きです。小さなヘリコプターが次々と空に飛び立つようです。

 

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中の丸の北からは多摩川と秋川の合流点が見られますが、今だけは桜の額縁がついています!

春爛漫の滝山公園!4月7日は恒例の「滝山城跡さくら祭」です。それまで待ってくれるかな!?

大丈夫!公園にはいろいろな種類の桜がありますから、必ず何か咲いていますよ!

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2018年2月28日 滝山公園
もう少しするとモズの恋の季節です

モズのメスが枝の上

いいところに止まっています。

秋にケケッケケケ!と大きな声で鳴くときは高い木のてっぺんなどにいますが

①

 

餌を捕るときは2,3mの高さの枝で下を見ています。

昆虫やトカゲなどを見つけると、すっと飛び降りてくる。

②

 

こちらはオスです。目の周りの黒っぽいところが濃いですね

同じように2,3mの枝にいます。

メスもオスも尾をクルクル回します。

③

 

もう少しするとモズの恋の季節です。

オスが捕った餌をメスがもらって食べたらカップル成立だそうです。

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