みなさん、あけましておめでとうございます!
小宮公園です!
小宮・滝山公園で活動している公園ボランティア「どんぐり会 野草グループ」の1月の活動報告をご紹介させていただきます。
1月のボランティアからの小宮公園自然情報もあわせてお楽しみください♪
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この時期の公園には野草の花はほとんどありませんが、地面には多くの植物のロゼット状の葉があります。ロゼットの語源は、バラの花です。茎を立ち上げず、根生葉を地際から放射状に出し、広がり、バラの花の形を呈します。こうすることで秋に芽生えた苗が冬の風雪や乾燥をしのぎながら太陽を無駄なく受け、春に備え、他の植物よりも早く茎を伸ばし育ちます。
ロゼットの特徴を見分けると植物の種名が分かりますので、植物への親しみが湧く事と思います。
P.S.こんな物、見つけちゃいました。
観察会の下見に行ったところ、倒れた桜の木の切り株の中に、何か変なモノを見つけました。動物の糞です。白い実はギンナンのようです。ギンナンは臭い匂いを放つ黄色いぶよぶよの皮に包まれています。人間はアレルギーを起こすことがありますが、これはたぶん狸のフンではないかと思われます。タヌキはかぶれたりしないようですね。近くには銀杏の木は見当たりませんでした。どこまで行ってこんな立派なギンナンを見つけたのでしょう。
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他にも、公園がより魅力的になるよう、様々な活動をしています。
ご来園の際は、足元にある野草を、じっくり観察してみるのも楽しいかもしれませんね♪
※植物保全のため、林内へは立入らないようお願いします。
多くの方に楽しんでいただきたいため、採取はご遠慮ください。
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