すっかり秋らしくなりました。
ノハラアザミが尾根を渡る風に揺れています。
シラヤマギクもあちこちに咲いています。
これも同じシラヤマギクです。
本当はとても背の高い花なのです。
背が高すぎて、倒れて咲くことが多い。
森の中で背を伸ばし、園路に倒れ込んで咲くような花です。
ミヤマアカネがたくさん飛んでいます。
ゆっくり近づいて下から指を差し出すと、一度飛び上がって、また戻り、指に止まってくれることがあります。
ゆっくり動くと虫たちは警戒しないのです。
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秋の花の中でも美しく、おもしろい花といえば、このノダケ!
上から下へと段々に咲いていく、濃い紫色の花です。
つぼみの構造が素晴らしいですね!
花が咲いてからも雄しべが目立つ時期、雌しべが目立つ時期と、花の様子が変わっていきます。たくさん咲いていますから、どんな変化が起こるのか、よく観察してみてください。
ミズタマソウは小さな花ですが、これもおもしろいですよ。
花が終わると、水玉のように実が下がります。
ひよどり沢の湿地では、たくさんのツリフネソウが咲いています。
この花を大好きなのがホシホウジャクという蛾です。
ホウジャクは「蜂雀」と書きます。ハチドリのように飛んで蜜を吸うのです。
よく見ると花の形とホシホウジャクの形はぴったり合いますね!
長い口を伸ばして、花の奥の渦巻きのところにある蜜を吸います。
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