今年の雨ばかりの8月には、生きものたちもペースを崩されてしまったようですが、9月も終盤になり、ようやく普通に秋らしくなってきたようです。
この季節、水辺を歩く楽しみは、ツリフネソウに出会う事。
本当に、舟がぶら下がるように、濃いピンク色の花を咲かせます。
ここは公園の北、市営滝ケ原グラウンドへ出る小道。
夏には外来種のオオブタクサにおおわれていましたが、草刈をしたらツリフネソウやミズタマソウが大喜びで咲いてくれました。
近くにはこんな花がたくさん咲いています。
つる植物のヤブマメです。
小さな花ですが、覗き込んで見ればなかなかかわいい。
やはり湿地が好きな花、アキノウナギツカミです。
残念ながらまだつぼみ。もう少しで小さな花を開きます。
細く長く伸びる茎には、小さなトゲが沢山あるのと、ウナギがいそうな川の近くにあるから、こんなおもしろい名前になったのでしょう。
尾根道に出てみればヤマハギが盛りです。
さらさらと風にそよぎ、秋の訪れを告げています。
カテゴリー:滝山公園
地域児童館と公園の共催イベント「児童館・こどもシティ」が開催されました!
こども達が自分たちで街を運営。さまざまな仕事をして、イベント内で使える通貨
を稼ぎ、遊ぶことができます。
こども達が毎年楽しみにしているこのイベント、今年も600人以上の参加者があり、大盛況でした!
サービスセンターからは、レンジャーの仕事体験をしてもらいました。
今回は生きものの住処を残すため、あえて草を刈り残しているバッタランドで昆虫調査です♪
レンジャーの仕事を教えてくれるハッチ隊長から、虫取り網の使い方から、網から虫を取り出す方法を伝授してもらい、昆虫調査のスタートです!
みてみて!こんなに捕まえたよ!
これは何バッタかな?
みんなが捕まえて調べてくれたバッタを集計しました!
こんなにたくさんのバッタがいたんだね!
なんと東京都の絶滅危惧種のバッタもいました。
集計がおわり、つかまえた虫を放しました。「たのしかったよ!またね!」
みんなで調査の結果をまとめおわると、ハッチ隊長からキッズレンジャーのみんなに質問がありました。
「バッタなんていなくなってもいいよ、と思う人はいますか?」
みんなはバッタランドを残してほしいと答えてくれました。
キッズレンジャーの仕事を通じて、生きものを調べて、どうしたいかを考えることをみんなに体験してもらえてよかったです。
私たちもバッタランドをこれからも守っていきますね。
午前・午後2回のプログラムでたくさんの子どもたちが来てくれました。
みんなお仕事、お疲れ様でした!
※園内では、生きもの採取はできません。観察したら逃がしてあげてね。
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